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こんにちは。下着柄黒猫ルナです。 最近寒くてさ、 ぼくはお母さんがオフトンで寝ていると お母さんの枕元にぴょんと飛び乗って。 「あのね?入りたいの。」 ってするんだ。 そうすると、 とても温かいお母さんとオフトンの間に 入れてもらえるんだよ。 フカフカ!! みんなも寒いと思うから 試してみてね! (ルナ、きっとみんなは大丈夫だよー。お母さんより♪) 、、そうなの? えっと、、今日の内容だけど、 ぼくらのハイオクがタチノキになったことは もうみんな知ってるよね? タチノキお話の前に、ハイオクの思い出を お母さんが書いてほしいっていうんだ。 だから、今日からしばらく、 ぼくとお母さんの ハイオクの思い出を書くね! みんながもう知っているように、 ぼくらのハイオクは お母さんが小さい頃からスデに、 お化け屋敷のハイオクだった。 白色が変色した灰色の壁に 昔ながらの木製の雨戸。 壁からのぞいている柱は シロアリに食べられてぼろぼろ。。 今にも崩れ落ちそうだった。 でも、内装はオシャレで 1階の広い広いリビングは アーチ型の天井に 天井から床までびっしりの大きな窓が 4枚も並んであった。 だけど、リビングの大きな窓の向こうは 車のたくさん走る道路があってね、 せっかく大きな窓の向かいには これまた昔ながらの 今にも崩れそうなブロック塀がたっていて 家の中が見えないようになっていた。 窓は曇りガラスでもあった。 だから、光なんてほとんど差し込まなかったんだ。 昼間でも電気をつけなければ ならないほどだったんだよ。 玄関は、リビングの並びにあった。 その玄関は南に少しくぼんでいて 道路に向かって、少しだけ リビングが飛び出すように作られていたよ。 どうしてリビングが 少し飛び出していたのかというとね。 ポストがリビングの玄関側の壁あって、 外からリビングに直接、 新聞や手紙が入るようになっていたからなんだって。 ぼくがリビングで寝ていると 手紙や広告が、ぼくの顔よりせまいスキマから ”かちゃん”と言って入って来るんだ。 いつもドキドキしたもんだよ。 そのポストの幅の分だけ 玄関がくぼんでいたんだね。 ポストの上にはお客さんが見えるよう ハガキサイズの小窓もついてた。 小さなカーテンをめくると 玄関前の、お客さんの横顔が 見えるようにもなっていたんだ。 お母さんにはとても便利だったみたい。 (高くてぼくは届かないの。) 家族のみんながハイオクを出てしまったあと、 ひとりぼっちで暮らしていたお母さんは ハイオクを少しでもオシャレにしようと、 その小窓に、サボテンなんか育ててみたけど あっという間に枯れてしまったらしいよ。 そうそう、、 肝だめしをするちびっ子くん達は リビングのその大きな窓と、 今にも崩れそうなブロック塀の間を 通り抜けては悲鳴をあげていったんだよ。 曇りガラスの向こうに 急に大きな悲鳴をあげた 小さな人影が通り過ぎて行くから、 ぼく、いつもびっくりしていたなあ。 あとね、 ぼくらの家がハイオクだからって、 リビングのその大きな窓と キタナイ、ブロック塀の間に 知らないみんながゴミを投げ入れて行ったんだ。 ますますキタナイくなるから、 ちびっ子くん達がもっと怖がって もっと叫んでいくのだった。 そんなことが お母さんの小さな頃から頻繁だったみたいけど、 ダイガクセイになったお母さんが 投げ入れられたゴミを、こまめに掃除をして 植物でも玄関の脇に飾ってみたら あっという間に ゴミは投げ入れられなくなったんだよ。 お母さんは、 お母さんが出て行くその日まで おばあちゃんや、家族みんなの思い出のハイオクを 守りたかったみたいなんだ。 キタナイくてコワイ。。 巨大化昆虫もたくさんいた家だったけど お母さんはとても大好きだったんだよ。 ぼくも、広くて大好きだったなあ。。 お化け屋敷レストラン (怪談レストラン)
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